Avidemux　動画編集ソフト

多くのメディアフォーマットに対応する高機能な動画編集ソフトです。 ビデオを読み込んだ後にクラッシュした場合は、環境設定で OpenGl  ( 標準で無効 ) を無効にしてくださいとのことです。

製作者  http://avidemux.sourceforge.net. 　入手サイト  https://www.fosshub.com/.. 　インストールと日本語化  https://mikasaphp.net/... 　日本語言語  http://tiltstr.seesaa.net/ 　対応OS  Vista/7/8/10,  Mac/Linux/PC BSD 　言語使用  英語 　最終更新日  2022年8月31日

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主な機能

・	変換、圧縮、切り取り、カット、連結、場面の移動等
	切り取り、カット編集の際の映像と音声出力にコピーを選択しますと再圧縮せずに画質の品質を落すことなく出来がります。
・	対応形式
	MP4/AVI/WMV/MOV/MPG/MPEG2/VOB/WevM 等
・	映像フィルターの管理 - 変換の際に使用できます
	フェードイン ・ フェードアウト( 映像を徐々に映し出し徐々に消えてゆく効果を付ける ) 等の特殊映像効果を適応するフィルター機能が使えます。

編集

不要な部分をカット、特定の範囲を切り取り保存、指定した範囲をコピーして他へ貼り付けて移動する等の編集が出来ます。　編集するポイントでスライダーを止めて 開始点、 終了点ボタンで編集する範囲を指定します。

・	編集を破棄
	現在の編集を取り消します。
・	カット
	ボタンでカットする範囲を決めて編集 _ カットを選択して不要な部分を切り捨てます。　続けて複数の箇所をカット可能ですが、エラーが出るようでしたらカット→保存を一度づつ繰り返すとよいです。　又反対に必要な個所を切り取って後から連結するという方法もあります。
・	コピー
	ボタンでコピーする範囲を指定して編集 _ コピーを選択してコピーします。
・	貼り付け
	抽入するポイントでスライダーを止めて、予めコピーしました範囲を編集 _ 貼り付けにて抽入します。
・	削除
	....... このボタンでもカットできるようです。
・	切り取り
	切り取る範囲を 　  ボタンで指定して 保存ボタンを押して保存して下さい。
・	連結
	1 連結するビデオの取り込み 一つ目は ファイルを開くよりビデオを取り込み、２つ目以降はファイル ( F ) _ [ 追加 ] より順次追加します。  画面へビデオを順次ドラック＆ドロップでもよいです。　取り込んだ順に連結されます。   連結のファイルは使用のコーデック、フレームレート等が同じフォーマット内容である必要があります。 2 映像/音声出力 無劣化で連結するには映像と音声をコピーにして下さい。 3 出力形式 同じ形式を選択して保存して下さい。　MP4 なら MP4 Muxer 。

必要な範囲を指定してコーピー保存する - 画質は無劣化でコピーされます

コピーですので元ファイルは無くなる事はありません

以下は、MP4 ファイルをコピーにて再圧縮しないで切り取り保存しています。

作業順序

1.	アイコンより編集するビデオファイルを取り込見ます。　画面へ ビデオファイルを ドラック＆ドロップ でもよいです。
2.	出力設定
	映像 ： コピー 音声 ： コピー 形式 ： MP4 Muxer
3.	切り取る範囲を指定
	スライダーを切り取る開始点で止めて  ボタンでコピー開始点を打ち込み、同じく   ボタンでコピー終了点を打ち込みます。
4.	よろしければ 保存ボタンを押して保存名と保存場所を指定してコピを開始します。

変換 - 今回は MP4 へ変換......再エンコードも同じ要領で

映像、音声に使用するコーデックを選択して出力形式を決めて 保存ボタンで変換を開始します。　圧縮設定は 「構成」 より設定します。 以下は FLV → MP4 の変換をしてみました。　エンコードだけでしたら以下の設定で 保存ボタンで実行してください。

映像出力 - 構成 ( 映像の圧縮設定は高画質にしたいなら、2 パスにする又はすこしだけ品質レベルを上げるとよいです ) 目標ビデオサイズはエンコーディングモードに [ ビデオサイズ ] を選択しますとサイズ指定可能になります。

レート制御 - 映像圧縮設定

[ 目標ビットレート ]  は MP4 ファイルでしたら 標準で [ 1500 kbits ] ですが [ 1800 〜 2500 kbits ]  ぐらいでもよいかと思います。

・ CBR , 固定ビットレート ( 1パス ) で 目標ビットレートは 2500 kbits  - 速く出来上がります。 ・ ABR , 平均ビットレート ( 2 パス ) で目標ビットレートは 2500 kbits -  1 パスよりも少し時間がかかります。 ・ ビデオサイズ ( 2 パス ) - 目標ビデオサイズに出来上がり容量を指定できます。

音声出力 - 構成 ( 音声の圧縮レベルはそのままでよいです )

サンプルレートは 44.10kHz で固定されており、ビットレートの設定が出来ます。　128 でよいでしょう。

フイルター - フェードイン ・ フェードアウト - 映像を徐々に映し出し、徐々に消えてゆく効果を付ける

映像より [ フィルタ ] を選択、以下の画面の、[ トランスフォーム ] を選択し、[ 黒色にフェード ]  を W クリックしてフェードの設定画面が出てきますので設定します。　フェードインとフェードアウト の2回登録。

以下は 30秒の動画にフェードインとフェードアウトを登録しています。

フェードイン - ０秒から5秒を指定しています。 フェードアウト - 25秒から終了時間の30 秒を指定しています。